したがって、会期は本日1日と決定いたしました。
───────────────────────────────────────────
△発言時間の制限
○
議長(
爲田浩)
日程第3、発言時間の制限を議題といたします。
お諮りいたします。
新型コロナウイルスの
感染拡大防止のため、
会議時間の短縮を図る必要がございます。各
議員の
質疑及び討論に係る発言時間は、3分以内にいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
爲田浩) ご異議なしと認めます。
したがって、各
議員の
質疑及び討論に係る発言時間は、3分以内とすることに決しました。
───────────────────────────────────────────
△
議案の上程
○
議長(
爲田浩)
日程第4、
議案の上程を行います。
───────────────────────────────────────────
△
提案理由の説明
○
議長(
爲田浩)
議案第1号について
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔
市長 西田三十五登壇〕
◎
市長(
西田三十五) 本日ここに
令和2年7月
臨時議会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましてはご出席を賜り、心から感謝申し上げます。
ただいまから本議会に提案をいたしました
議案につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
議案第1号
令和2年度
佐倉市
一般会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ12億5,184万3,000円を増額いたそうとするものであります。補正後の
予算額は、703億7,813万9,000円となります。本
補正予算は、引き続き
市民生活や
地域経済に大きな影響を与えている
新型コロナウイルス感染症について、より一層の
対策を講じるため、
令和2年6月12日に成立いたしました国の
令和2年度第2
号補正予算で拡充された
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用し、
事業継続や
雇用維持、そして新しい
生活様式を踏まえた市独自の
支援策のうち、早急に事業着手する必要がある
事業費を編成いたしました。
歳入の主なものといたしましては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの
国庫支出金、諸収入の増額であります。
歳出の主なものといたしましては、
防災資器材等管理事業、
保育業務等従事者慰労金交付事業、
新生児すくすく
応援給付金交付事業、
地域医療対策事業、
担い手強化事業、
新型コロナウイルス感染症対策事業者支援事業、
小・中学校情報機器整備事業などの実施に係る
事業費の増額であります。
繰越明許費は、
新生児すくすく
応援給付金交付事業について設定いたそうとするものであります。
以上、本日提案をいたしました
議案につきましてご説明申し上げました。何とぞご審議の上、ご採択くださるよう
お願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
○
議長(
爲田浩) この際、
議案調査のため暫時休憩いたします。
午後1時16分休憩
───────────────────────────────────────────
午後2時19分再開
○
議長(
爲田浩) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────────────────────────────────────────
△
質疑
○
議長(
爲田浩) これより
議案第1号に対する
質疑を行います。
質疑はございますか。
五十嵐議員。
◆19番(
五十嵐智美) 今、全協でいろいろとお聞きいたしましたが、私としてはまだちょっと
質疑をさせていただきます。
先ほどですが、
地域医療対策事業として今後もしっかりやっていくというお話でした。それと、
PCR検査の
拡大についても考えていきたいということで
お答えをいただいたのですが、
PCR検査の
拡大というところでは、やはり
市長がどういうふうに今後行動されるかというところがすごく重要になってくると思います。それで、私の関係する団体の
方々からも、介護とか
障害者などの
サービスに従事している
方々は、やはり
PCR検査を受けたいと。そういう
サービスというのはすごく密着型になりますので、そういった
方々の
検査を拡充して、拡充というか、今は全然できていないわけですけれども、そういった
検査体制をやはり
佐倉市としてなるべく、市としてできるかどうかはちょっと別の話かもしれませんけれども、そういう体制を取って
サービスをしている
方々に安心して働いていただけるような、そういう体制を取っていただきたい。
佐倉市の場合は、
クラスターの発生ということもこの間ありましたけれども、そういったことを防ぐ上でも
PCR検査体制拡充と、そういった体制の充実というところをぜひしていただきたいので
お答えをいただければと思います。
○
議長(
爲田浩)
市長。
◎
市長(
西田三十五)
お答えいたします。
今
テレビ等で東京にあれだけ
感染者が出てきた。都知事が多くの
PCR検査をしたからだということでおっしゃっております。我々がこれから
佐倉市としてどういう
対応していくのかということを考えた場合、私自身も
PCR検査の大切さを挙げたいと思っております。しかしながら、この
PCR検査は、県の
保健所の
方々がいわゆる
濃厚接触者とか、そういうふうに振り分けをしてくれれば、言うならば3割負担の中で
検査ができることになります。しかしながら、それを、例えば成田市では昨日教諭に
感染者が出た。そこでクラスの方、また全校の先生を
PCR検査をやる。これは、やはり市の
持ち出しだと思うのです。ですから、そういう点で、これからたとえ
持ち出しにしたとしても、こういう
子供たちの大切さ、
先生方の大切さということで、ぜひとも県から、
保健所から指示をされて我々も
対応してまいりたいと思っています。
そして、15日ですか、私が間違っているなら部長に補足をさせますけれども、15日からいわゆる唾液の
検査を実施しておる次第でございます。そういう点で
PCR検査ができるだけ多くの市民の
方々にできるように、またそういうことの一つも今日お集まりの
議員の
皆さんと考えていきたいと思います。
私からは、以上です。
○
議長(
爲田浩)
五十嵐議員、すみません、事前にちょっと一言、
議長より申し述べさせていただきます。
質疑ですので、ご自分の
意見等をここではお話しいただくことはお控えいただいて、
議案の内容に対する疑義についての質問ということにしていただくように、いま一度ご確認を
お願いをいたします。
五十嵐議員。
◆19番(
五十嵐智美) それでは、
PCR検査についてはしっかりとやっていただきたいということを私から要望いたします。
それと、今回の
予算配分についてなのですが、先ほど全協の中でも出ていましたけれども、
事業者への
ポイント付与とか、こういったことに1億円も使われるのですけれども、
スマホを持っている人しか使えないという意味では、広く市民に対するとは言い難い内容ではないかと思っております。また、
医療機関や
会社員とか非
正規雇用などで減収している市民に対する
支援が今回ちょっと少ないのではないかと考えているところです。
予算編成について、どういう観点で行ってきたのかということをお聞きします。
○
議長(
爲田浩)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
岩井克己)
お答えいたします。
様々な
対策が国、県はじめ各市町村でなされるところではございます。国、県で
対応ができない部分を地元の
状況を判断して
佐倉市の
状況に見合った
対策を取れるようにと、そういうところを重視して、あとは国、県の助成があっても、なおかつ困難を生じている
皆さんに対する
支援というところをキーに、私どもは事業選択させていただいたということでございます。
以上でございます。
○
議長(
爲田浩)
五十嵐議員。
◆19番(
五十嵐智美) 困難を抱えていらっしゃるということも視点としてあるというふうに、今お話しされていらっしゃいました。本当にそれが一番だと思います。そういった点では、
子育て世代には国から1万円の給付がありましたけれども、例えば
子育て世代で減収をしている家庭、非
正規雇用の家庭とかそういったところでの、非
正規雇用だと雇い止めというようなことも、もしかしたらあるかもしれませんが、そうなると
生活保護になってしまいますけれども。そういった
減収世帯に対する
支援が今回ほとんどないというか、全くないので、そういった点についてしっかりと検討したのかどうかお伺いします。
○
議長(
爲田浩)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
岩井克己)
お答えいたします。
各種補助金で
対応できない部分、社協で
臨時に
支援する特別な
給付金も時限的に
拡大しているところでございます。各
労働金庫であったり、
郵便局であったり、ふだんは社協でしかやらないところを
受付窓口も
拡大したり、そういったところも把握しながら、私どもも、予算にも、
マンパワーにも十分なものがあるのであれば、できるだけのことはしたいのですが、そういったふだんできていないところをいろいろなところで、いろいろな機関の
皆さんが支えてくださるところも把握しながら、
佐倉市としてできるところを考えたということで、今
質疑いただいた分については考えた上でのことというところでご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
○
議長(
爲田浩) ほかに
質疑はございませんか。
萩原議員。
◆20番(
萩原陽子) 議席20番、萩原です。
避難所対策です。先ほど
質疑しましたときに、
自主避難であるから
食料は
自主確保でというご答弁がありました。
避難するときの
状況については、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。
食料を全部自分で抱えて
避難しなければいけないということなのか、ちょっと確認させてください。
○
議長(
爲田浩)
危機管理室長。
◎
危機管理室長(
栗原浩和)
お答えいたします。
避難されるとき、また長期の
避難になるかどうかというところなのですけれども、まずはご自宅での
避難も考えてご自宅での水、
食料についての備蓄をしてくださいということも呼びかけています。それで、ある程度の食事についても、それを持ってきていただいて食事を取っていただこうということになります。また、長期間の
避難ということになりますと、当然
備蓄倉庫に保管してあります
アルファ米とか、ビスケットとかあるのですけれども、こちらの調理の関係もございますので、この
感染症のことも考慮いたしまして、できるだけ
避難されるときには自分の
食料についてもご持参いただきたいというふうに
お願いしています。
以上でございます。
○
議長(
爲田浩)
萩原議員。
◆20番(
萩原陽子) 昨年の豪雨、
大雨被害のとき
避難された方、
集会所、
避難所だけではないですね、
市営住宅に
避難された方もいましたが、
食料がなければどうするのかという本当にひどい
状況だったのです。先ほど生きるために水と電気と
食料が必要だというお話ししましたけれども、自宅での備蓄は当然必要です。ただ、それを持っていける
状況なのか、この間は市役所の
崖崩落などで自分の自宅に入れない方もいたわけです。そういう方が
食料を持ち出せないですよね。では、コンビニと
かお店に寄って買っていきなさいということなのか、やはり
最低限食料を
避難所に備蓄するのは必要ですし、それが50食ワンセットの
アルファ米だから、5人、10人の場合では炊けませんという答弁がありましたが、それは絶対に改善できることでしょう。各家庭でも1人用の
アルファ米を用意しているので、それができませんでしょうか。
○
議長(
爲田浩)
萩原議員に申し上げます。
議案に対する
質疑ですので、背景ですとかご意見ですとか、そういったものにつきましては、討論の際に
お願いしたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
質疑についてございましたら
お願いをいたします。
萩原議員。
◆20番(
萩原陽子) 私、先ほどの答弁に対して
質疑しておりますが、いかがですか。
○
議長(
爲田浩)
危機管理室長、何か追加するようなことがあれば簡潔に
お願いします。
◎
危機管理室長(
栗原浩和)
萩原議員がおっしゃられるのは、
アルファ米50食分だから少人数での食事には提供できなかったというようなことのお考えでご質問いただいていると思いますけれども、こちらの
アルファ米50食分、例えば少人数であっても、そのときに臨機の
対応で図っていくように
避難所の
配備職員には私どもから伝えてございます。
以上でございます。
○
議長(
爲田浩)
萩原議員。
◆20番(
萩原陽子) はい。分かりました。
それでは、
学校給食、先ほどご答弁ありましたが、9月からは通常の給食でというご答弁でしたが、7月、8月は、7月のメニューを見ますと、
カロリーはまだ足りていないのですが、ここについてはどういうふうにお考えでしょうか。
○
議長(
爲田浩)
教育長。
◎
教育長(
茅野達也) 段階的に盛りつけを多くして現在やっているところです。決して
摂取カロリーがより多く不足しているということはございません。また、当日の
授業時数から判断して現時点でこのような
対応をしております。7月の後半から8月というと、今まで経験のない
給食調理員の業務のこともありますので、引き続き7月、8月はこのような形で。9月につきましては、
感染拡大が鎮まってきたというような
状況の中で通常の給食を進めていくよう努めていきたいと。
以上です。
○
議長(
爲田浩) ほかに
質疑はございますか。
藤崎議員。
◆21番(
藤崎良次) 議席21番、藤崎です。今回のこの
議案に関しては、コロナ禍の中で、そして期限も決まっていて、それでまた初めてのことでもありますし、職員の人もかなり大変であったろうと思います。そして、市民の意見もなるべく聞いて予算を策定するのがいいわけですが、これに対して市民の意見というのは大分中に入れることができたというふうな状態でしょうか、その辺をお聞きします。
また、あと次の8月の議会のときにもこれに関する予算が出る予定になっておりますが、それに向けての市民意見の受け止め体制、それはどういうふうに考えているかお聞きします。
○
議長(
爲田浩)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
岩井克己)
お答えいたします。
市民意見の反映ということでございますが、
議員からも前置きいただきましたとおり、限られた期間の中で待ったなしの
対応という部分も多うございます。ですので、今回7月、8月の
予算編成に当たっては、先ほども申し上げましたけれども、国、県の
支援を受けても、なお困難を極めている
状況にある、そういった
方々、市民も
事業者も含めて、そこへの
対策。また、これはいつ終息を迎えるか分からない中で、教育環境も整備が待ったなし、そういったところにも配慮して、今できる限りのところを私どもとしてやるべきところを中心に選定させていただきました。今後、もしそういった市民の意見を取り入れていくべき内容、今も継続的にそういったことを考えながら、また8月議会に向けて私どもも努力してまいりますので、よろしく
お願いしたいと思います。
以上でございます。
○
議長(
爲田浩)
藤崎議員。
◆21番(
藤崎良次) ありがとうございました。今回のその予算を執行するに当たっては、いろいろな分野にわたっておりますので、全体の進捗
状況を把握して、それを管理してスムーズに進めていく。また、こういう部分について手当てが不足しているというような部分があれば、その現場でといいますか、いろいろ折衝しながら分かることもあると思いますので、それを各部署の人がどこかに一元的に集めて今後の体制を、執行の考えを決めていくというような努力が必要だと思うのです。これは、昨年の台風関係の災害でもいろいろな部署でその災害
対策がありましたけれども、それを総合的に見て全体のバランスも見ながら、ある部署で非常によいことをやっていれば、他の部署にもそのよいことを実際やってもらうという、そういうようなことが必要だと思うのですが、その適正な事務執行のための体制というのは、今回の予算の中に入れていますでしょうか。
○
議長(
爲田浩)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
岩井克己) 予算事業として目に見える形で入ってございませんけれども、私ども第一次の
補正予算以降、国からの事例集などを庁内で共有したり、また各事業担当課で事業を組み立てるときには、当然様々に事業の対象となる
皆さんから意見はお聞きしているところでございますので、そういったことを継続的に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○
議長(
爲田浩)
藤崎議員、すみません、もう一度
議長より申し上げます。
質疑に関しましては、議題になっております内容について疑義と思われる部分について端的に質問をしていただきますように、背景ですとか、ご自身のお考えですとか、要望に近いような内容につきましては、討論等で
お願いをしたいというふうに考えております。ご理解ください。
藤崎議員。
◆21番(
藤崎良次) ええ。先ほど聞きましたように、この予算の中に適正な執行のための予算組みがされているかどうか、それについて聞いたわけで、その予算そのものについて聞いているわけです。
それで、今後もそのいろいろな事業を実施する場合に、先ほどよく考えてこの予算を組み立てているということで、確かにそのとおりかもしれませんけれども、しかし、実際実施した場合には当初考えているものと違ったものがこれだけ広範囲に行われるわけですから、当然出てきます。それをしっかり受け止めて、実際この予算を組んでいて不足している部分があれば、それを早急にまた手当てしなければいけないと、そういうようなことで……
○
議長(
爲田浩)
藤崎議員、端的に
お願いいたします。
◆21番(
藤崎良次) ええ。そういうことで予算を実際組んでいただいているとは思うのですが、執行についても、ぜひ注意していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
議長(
爲田浩)
財政部長。
◎
財政部長(
小川浩功) 予算の執行管理につきましては、財政担当部のほうでしっかり行ってまいります。
以上です。
○
議長(
爲田浩) ほかに
質疑はございますか。
木崎
議員。
◆13番(
木崎俊行) 議席13番、
木崎俊行です。先ほどの全協で明らかになりましたところの、GIGAスクール構想の中での通信費が各ご家庭の負担ということなのですけれども、義務教育で新たな負担が発生するということはあってはならないというふうに私は考えているのですが、百歩譲って、準要保護世帯とか要保護世帯に対しては、やはりそこは補填するという考えがあってのことかどうかお伺いします。
○
議長(
爲田浩)
教育長。
◎
教育長(
茅野達也) いろいろな
状況を見ながら
対応していきたいというふうに思います。が、しかし、一番根底にあるのは、どの子供にも同じ条件の教育を進めていくということで、紙媒体もありますからね、学習機会は。そういうものも含めて
対応していきたいというふうに思います。
以上です。
○
議長(
爲田浩) 木崎
議員、よろしいですか。
◆13番(
木崎俊行) はい。
○
議長(
爲田浩) ほかに
質疑はございますか。────
質疑はなしと認めます。
質疑は終結いたします。
───────────────────────────────────────────
△
委員会付託の省略
○
議長(
爲田浩) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第1号については、
会議規則第35条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
爲田浩) ご異議なしと認めます。
したがって、
議案第1号については
委員会付託を省略することに決しました。
───────────────────────────────────────────
△討論
○
議長(
爲田浩) これより討論を行います。討論はございますか。
稲田
議員。
〔11番
稲田敏昭議員登壇〕
◆11番(
稲田敏昭) 議席11番、新社会党の
稲田敏昭です。賛成の立場で発言いたします。
新型コロナウイルス感染症対策として
臨時議会を開催できたことを評価します。ただ、コロナの影響は収まる気配ではありません。新しい
生活様式、新しい働き方、新たな暮らしのスタイルの確立と言いますが、課題は多くあります。最前線で働く医療関係者には感謝はすれど、赤字経営でボーナスカットや退職に追い込まれています。社会的距離の確保で飲食店、宿泊所、イベント開催施設、公共交通などは大きな影響を受けています。また、テレワークや在宅勤務などで家庭の光熱費は増大、諸手当も削られ時間外の削減など収入減、保育、教育関係では触れ合いが大切なのにできない。
感染しないか気を遣う毎日。
感染対策もしなければならず、神経をすり減らす
先生方。影響は大きいです。この問題は、国の問題かもしれませんが、こういう実態を踏まえつつ、国に声を届ける、市としてやれることを見つけ出していくことを要望し、発言を終わります。
以上です。
○
議長(
爲田浩) ほかに討論はございますか。
木崎
議員。
〔13番
木崎俊行議員登壇〕
◆13番(
木崎俊行) 議席13番、日本共産党、
木崎俊行です。
〔何事か呼ぶ者あり〕
○
議長(
爲田浩) この件については議運で討論が3分間というふうに決まっておりますので、短く討論をしていただくために、議事録に残していただきたいというものについては、事前に紙で配付をさせていただくというふうに議運で決めさせていただいております。はい。決定事項になっておりますので。
〔何事か呼ぶ者あり〕
○
議長(
爲田浩) 内容としては、今回皆様に
お願いをしています時間が短く……
〔何事か呼ぶ者あり〕
○
議長(
爲田浩) これ自体は議運での決定事項でしたので、そのようなちょっと配慮を欠いたことについておわび申し上げます。改めまして、今回配付をさせていただいている資料につきましては、共産党から、議事録に残していただきたい書面として事前に許可の下に提出していただいているものを
皆さんの席に配付させていただきました。
以上でございます。失礼いたしました。
木崎
議員、どうぞ。
◆13番(
木崎俊行) 議席13番、日本共産党、
木崎俊行です。会派を代表して討論をいたします。
まず、今回
臨時議会を開催したことを私たち日本共産党は大いに評価いたします。総じて
議案に賛成しますが、反対すべき施策も内包されておりますので、言及しつつ賛成いたします。
まず、総論として、
新型コロナウイルス感染拡大はいまだ収束を見せず、第2波とも言うべき
感染者数の急増が東京を中心に続いております。その中で市民の暮らしの実態など、市内実態調査が予算上、見えず、近隣市や国の許すメニューに合わせて提案された施策がほとんどであることは独自施策として評価するにはまだ不十分です。
キャッシュレス決済でのポイント還元キャンペーンでは消費税増税の際、既にこれはやっております。今回、しばらくは導入経費も決済
事業者が負担し、市がポイントの上乗せもしますが、いずれ決済手数料が市内業者に、これは私の調べでは最大で4%近く請求されます。恩恵を受けるのは、それに耐え得る一部の業者のみです。購入先払いに対する利用者インセンティブも電子決済で、これは同じで、非接触型を推奨する理由はありますが、
対応できない店舗、高齢者などは見捨てることになってしまいます。
緊急
対応型任期付職員の募集は、本来あるべき公務員の人数が足りていないことを露呈しました。正規職員の増員が必要です。民間保育園従事者への慰労金は公務員より身分が保障されていないことを露呈しました。
小中学校へのGIGAスクール構想は、温かい血の通った教育を奪う懸念があり、注意が必要です。
そして、
感染症対策として一丁目一番地、希望者全員への
PCR検査体制を全市に広げ、陽性者と陰性者を社会的に隔離する施策が含まれていないのは大きな欠点で、
検査精度に問題があろうと希望者全員に繰り返し
検査をする、そのことがどんなに
感染のリスク低減につながるか、市民の自己防衛意識をも高めるか、暮らしの安心安全につながるか計り知れません。それを実行に移さないのは、結果的には命よりも経済、金もうけを優先するGotoな国、政権への同調するのみの市政になってしまいます。そして、熊本県などを襲った豪雨、台風被害
対策も当然想定しなければなりません。自然災害に
対応する独自予算を捻出することも、市民から大いに期待されております。
佐倉図書館建設事業を今年について凍結したら、財源を今回の補正にも上乗せができて、もっと豊かなコロナ
対策が可能になります。
命と経済をてんびんにかけることを笑う方もいらっしゃいますが、命あってこその経済であることを忘れてしまったら、市民の命と暮らしを守ることはできません。新しい
生活様式が一切の弱者切捨てになってはいけません。これまで私たちの生存権を保障してきた公的施設、公務員を民間に売り渡してきた新自由主義との決別を決断するときが来たのではないでしょうか。
以上で賛成討論を終わります。
○
議長(
爲田浩) ほかに討論はございますか。
松島
議員。
〔1番 松島 梢
議員登壇〕
◆1番(松島梢) 議席1番、松島梢です。市民ネットワークを代表し、討論します。
賛成ですが、意見を述べます。今回の
予算配分については、キャッシュレスポイントに1億円使う等、
地域経済を回すことに重点が置かれた内容になっているため、
医療機関や減収になった市民に届く
支援が薄い
状況です。東京をはじめ千葉県、そして
佐倉市でも再び
新型コロナウイルス感染症が
拡大しています。市民に直接向き合う自治体として
PCR検査体制等、一層の医療の拡充を図ることや困窮する市民等、当事者に届く迅速な
支援が必要です。今後8月議会でも引き続き
新型コロナウイルス感染症対策の予算が提案されますが、今回
支援対象としていないものについてもいま一度精査し、市の独自予算を追加することも視野に入れた
予算編成とすべきです。
これで、討論を終わります。
○
議長(
爲田浩) ほかに討論はございますか。
藤崎議員。
〔21番
藤崎良次議員登壇〕
◆21番(
藤崎良次) 議席21番、
藤崎良次です。今回のこの
補正予算に対して賛成の討論をいたします。
現在、
新型コロナウイルス下において大変な苦労をされている方が多い状態です。議会も、その苦しみ、負担を分かち合う必要があると考えています。現在困っている市民の
方々に迅速に援助を届けていく必要があります。一方、東京では昨日386人の
感染者が出ています。エピセンター、このエピセンターというのは震源地という意味だそうですが、との指摘も昨日の国会の参考人からありました。
佐倉は東京の通勤圏であり、
感染者が少しずつ増えているような状態です。そんな中、
感染症対策の本予算が
臨時議会を開催して提案されたことを評価いたします。今後のこのコロナ禍の推移も考え、予算執行に当たっては市民の意見を聞き、全体の適正な執行を
お願いし、賛成をいたします。
以上です。
○
議長(
爲田浩) ほかに討論はございますか。────討論はなしと認めます。
討論は終結いたします。
───────────────────────────────────────────
△採決
○
議長(
爲田浩) これより採決を行います。
採決は押しボタン式投票をもって行います。
会議規則第70条の2第2項により、いずれのボタンも押さずに在席しているときは、反対ボタンを押したものとみなしますので、ご注意願います。
議案第1号を採決いたします。
本件について原案のとおり可決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○
議長(
爲田浩) 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
爲田浩) ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────────
△閉会の宣告
○
議長(
爲田浩) 以上をもちまして
令和2年7月
佐倉市議会
臨時会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午後2時55分閉会...